エコキュートの補助金

導入補助金制度の補足

 

 

エコキュート導入の補助金制度はなかなか一般家庭には難解ですので補足をしておきます。エコキュートの普及拡大を支援するため、 国や一部地方自治体から導入補助金を受けることができますが、実務にあたっては一般社団法人・日本エレクトロヒートセンターとなっています。

 

 

ここでは平成22年度のケースの紹介となりますが、補助金額は家庭用で40,000円/台で、年4回実施されました。込対象は、エコキュートを購入して使用する方が申し込むことが前提で、補助金交付の対象となる機種の設置を予定している、据付(着工)前に申込んで、受理後に据付(着工)すること、法定耐用年数の6年以上使用できること、設置工事完了期限日や完了報告書類提出期限日を厳守すること、となっており、更に、他の国庫補助金と重複して補助を受けない、電力会社や過去の補助金交付団体への個人情報提供を同意することも条件となっています。

 

 

実際の補助金交付の対象となる費用ですが、これは機器費の合計(税抜)となり、対象品はヒートポンプユニット、貯湯タンク、台所リモコン、風呂リモコン、となっており、その他の付属部品、配管等の設置にかかる工事費用は含まないので注意してください。

 

 

又、設備機器は新規購入のみが対象で、中古品、展示品等は補助対象外です。補助金の申込方法は、まずは電力会社・メーカー・販売店などから専用の申請書を取り寄せて、要項に沿って記入し、募集期間内に郵送することになります。受付は先着順ですが、募集期毎の予算には限りがあるので、申し込み額の合計が予算に達した時は抽選となったようです。以後の計画は未確定ですが、その需要は多そうです。